世界の中心地「ニューヨーク」で自由・平和とアートを叫ぶ｜BL-TRAVEL｜オーダーメイド旅行｜国内旅行｜海外旅行｜CREATIVE28

世界の中心地と呼ばれるニューヨーク🗽 ニューヨークは何度訪れても新しい発見があり、人々がいきいきと暮らしていて、パワーをもらえる街です✨

世界経済の中心地が集い、国連本部では世界平和を目指し、アートやファッションが日常と地続きでつながっていて・・・この街には現代アメリカを生きる人々のパワフルな営みが凝縮されており、実に様々な顔があります。
どこを切り取って観光するか悩むのも、ニューヨーク旅行の醍醐味✨
初めてニューヨークに訪れるなら、新しいスポットの前に歴史あるスポットに足を運んで、その成り立ちや世界の中の立ち位置を学ぶと、今を力強く生きるニューヨーカーに敬意と親しみを強く感じられるはず。
ニューヨークという街の魅力の根本を見つけられる、初NY旅行で訪れるべき観光スポットをご紹介します！

アメリカのシンボル・自由の女神像

アメリカ合衆国の自由と民主主義の象徴である「自由の女神」。アメリカといえば、このスポットを思い浮かべる方も多いと思います。

遠景でも近くからでも、その姿を見れば「アメリカに来た！」という実感が沸く、アメリカ名所中の名所✨
ニューヨークへ来たらまずは行きたい観光地No.1ですね！
自由の女神は、実はニューヨーク市街の中ではなく、ニューヨーク港内にある「リバティ島」に立っています🗽
そのため、ニューヨークの最南端エリア「バッテリーパーク」から、海をはさんで女神像を眺めることができます。

海の向こうに小さく見える女神像も、ニューヨークに来た人だけが見られる景色です。

近くで見る場合は、フェリーを使ってリバティ島に近づきます🚢
「バッテリーパーク」内にあるフェリー乗り場から出ているフェリーは、毎朝８時半から1時間間隔で運航しています。乗船したら２０～２５分で島に到着できます。島は、こんな形をしています。

島には上陸することができ、女神像を下から見上げることも、女神像の目線まで昇ることもできます♪
台座部分にはエレベーターが設置されています。そのエレベーター最上階である10階からはらせん階段を上がると、王冠部分の展望台へ到着！

女神像の頭上から望むニューヨークの街並みは、格別の絶景です✨

台座の部分に行くだけでも、下から見上げる女神像は足からして大きく、かなり見ごたえがあります👣
体力に自信のない方でも、リバティ島に上陸する価値は十分にありますよ！

👆上陸と女神に昇るチケットは別料金です。チケットは待ち時間を避けるため事前予約がおすすめですが、当日現地でも購入可能のため、「やっぱり昇りたい！」という方は、現地で判断してもOK。
ちなみに、台座までと王冠までは同じ料金です。

👆逆に、遠景を楽しみたい方にはヘリコプターツアーがおすすめです🚁✨
リーズナブルとは言いがたいですが、ニューヨークの名所のすべてを見下ろしながら、自由の女神を空から見物できるという素晴らしい体験ができます！

👆観光全般に言えることではありますが、自由の女神についての知識を事前に頭に入れてから女神像にご対面したほうが、より感動できます！
たとえば、女神の足元には引きちぎられた鎖と足かせがあり、それは弾圧や抑圧からの解放・人類はみな平等であるというメッセージが込められています。
自由の女神がリバティ島にある経緯、ポーズの意味、女神像にまつわる様々な歴史を知ってから見学すると、「なるほど！」と感動ポイントが増え、印象深い体験になります♪

【営業時間】
平日　9時30分～17辞30分
土日　9時30分～18時30分

【フェリー運賃】
●Statue Cruise(スタチュークルーズ)
リバティ島に上陸する唯一のクルーズ船
〈観覧料＋乗船料〉
※観覧の内容は4種類に分かれているため、チケット料金も4種類あります
〈金額〉
大人：＄24～
こども（４～１２歳）：＄12～
シニア（６５歳～）：＄18～
※３歳以下は無料
※3歳以下は王冠にはのぼれません

●スタテン島フェリー（リバティ島には近づくのみで上陸なし）：無料
30分間隔・片道30分程度

世界平和をリードする国連本部

国際連合という国際組織が、世界平和のための様々な国際的な調整を行っているということをご存じでしょうか😊
正式名は「国際連合本部ビル」という「国連本部」は、ニューヨークの東エリアにあります。
この施設は、事前予約で施設内見学ツアーを毎日実施しています♪
アメリカと世界の国々の関係を知り、日本とアメリカの関係も含め、現代までの歴史を知ることができるこの国連本部。「世界の平和を守り、訴え続ける」という姿勢も、自由の国アメリカの代表的都市ニューヨークのひとつの側面なのです🚩
ビルの中に入ると、世界平和と国同士のバランスを保つために、どれほどの人々が関わっているのか、様々な会議場や資料から学ぶことができます。

世界的会議が行われている会議室や、戦争の史料写真、平和を象徴するモニュメントやアートなど、教科書で見たことがあるような史料に、実際目に触れることで、平和のもろさとありがたさを実感できることでしょう。

世界平和を発信しているこの場所を訪れた後は、きっと世界が違って見えてきますよ✨
「自由にアメリカ旅行ができるという状況」自体に感謝したくなるはずです🕊

👆見学には、事前予約の完了画面とパスポートが必携です。
施設入場前にセキュリティ審査があるため、予約時間の30分前に、国連本部ビル向かいの審査場に集合します。前後の観光時間には余裕をもってスケジュールを組みましょう。

【営業時間】
平日　9時～17時
土日休み

【見学ツアー】※チケットは事前予約　時間指定制
大人：＄26
学生(13歳以上)：＄18
5～12歳：＄15

60歳以上：＄18

あの悲劇を後世に伝える鎮魂と記録のための施設

まだ記憶に新しい2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件
テロ被害の中心となったのはニューヨークでした🏢
当時起こったことを世界に伝え続け、同じ悲しみが繰り返されないために、テロ攻撃で倒壊した「世界貿易センタービル」跡地＝グラウンドゼロに、メモリアル＆ミュージアムという施設が作られました。

「ナショナル9.11メモリアル＆ミュージアム」

全体が追悼目的の公園になっており、「メモリアル」というのは、犠牲となった市民の名前が刻まれた壁に囲まれた池が中心となった記念碑や記念樹などの集合体。救助で殉職した消防隊員の名を刻んだ記念碑など、グラウンドゼロに建てられている多くの記念碑群の総称が「メモリアル」です。
再建されたビルの下層階に「ミュージアム」があり、世界中から訪れた見学客が施設内に溢れています。

この博物館がすごいのは、テロ以前にあった世界貿易センタービルの大きさ、テロ発生からビルが倒壊するまでの経緯が、生々しく体験できるようになっているところ。

ビルの基礎部分や鉄骨が、テロ攻撃で破壊され変形されたままの姿で見られたり、命がけで救助にかかわった消防隊員の消防服やヘルメット、消防隊員が身に着けていた家族の写真、はしごが曲がったままの消防車が展示されていたり・・・体ごとその当時のニューヨーク市民になったような感覚になるほどのスケール感とリアルさで、私たちに当時の悲惨さを訴えかけてきます。

攻撃を受けたビル内にいた人々が実際にかけた家族や消防署への電話のやりとりや、消防隊員同士の無線の会話内容を肉声で聞きながら時系列を追う、というコーナーでは、あまりの悲痛さに見学客の誰もが無表情で音声に耳を傾けています。
臨場感が強すぎて、思わず呆然とするほどショックが胸に迫ってくる記録資料です。

博物館の外にある羽のような形の駅舎「オキュラス」は、沈んだ心に希望を与えてくれるようなデザイン。

この建物は、傷ついたニューヨーカーにとって心の支えの一つになっているのだろうと想像できますね🕊
アートの街、ニューヨークならではの、生活とデザインが溶けあった「生きるためのアート」です。

【営業時間】
火曜日　休館
水曜日～月曜日　9時～19時（最終入館～17時30分）
※9月11日は一般客の立ち入りはできません

【入館料】　チケットは事前予約・時間指定制
大人：＄26
13～17歳：＄20
7～12歳：＄15
6歳以下：無料
※博物館に入館せず屋外にある9.11メモリアルのみを見学する場合は無料

古今東西のアートの殿堂

ニューヨークでアートといえば、現代アートをイメージしがちですが、ニューヨークは古今東西、今昔を問わず世界トップレベルの数の美術作品が集い、美術研究と発展に多くの人が関わっている街です🎨

メトロポリタン美術館

ニューヨークの中でも屈指の規模・質で、世界中のアートファンの聖地のひとつに数えられる、メトロポリタン美術館🎨世界最大級の美術館で、収蔵作品のジャンルも大変バリエーション豊かです。
あらゆる時代・地域・文明・技法の美術作品が世界中より集められて、ひしめきあっています。
古代エジプトの遺跡資料、ギリシャ・ローマの古典彫刻、フェルメール、ゴッホ、ピカソなどの有名絵画、アジアの水墨画と、にかく幅広いジャンルの芸術作品がずらり！
アートの迷宮に迷い込んだような雰囲気です。

セントラルパークの東端に建っており、木々に囲まれた気持ちの良いロケーション。
建物は古典主義風で、ギリシャやローマの文化を感じるいでたちで、緑と非日常感の中で美術鑑賞に浸れます✨

瀟洒な建物のため、映画やドラマの撮影に使われることもあり、知っている方は「あっ、ここの階段はあのシーンの！」などとロケ地巡礼気分も味わえます❤

屋上にも上ることができます♪
ニューヨークの摩天楼を、緑豊かなセントラルパークごしに望むことができ、その景色の美しさもニューヨークならではの美観のひとつ✨

風が気持ちいい季節には、美術鑑賞の休憩に、屋上デッキへ立ち寄ってみることをおすすめします♪

👆もともとの常設展示品がとても多いだけではなく、企画展も開催されているので
朝一番で訪れても、全館を一日で回ることはとても難しいほどの規模を誇ります。
事前に見たい物を調べて、訪れるエリアを限定すれば、スムーズに一日でも観覧できます♪
すべてくまなく見たい方は、数日間は観覧日を設けたほうがよいでしょう。

【営業時間】
日曜日～木曜日　10時～17時30分
金曜日・土曜日　10時～21時

【入館料】
大人：＄30
学生：＄17
65歳以上：＄22
12歳以下：無料

ニューヨークではTHEアメリカンなグルメを🥩🧀

ニューヨークは、アメリカ中、世界中の最先端が結集する街。
食についても、トップクラスのシェフや食材が集まってくる大都市です。
技を磨き、世界中に注目・発信されるという一連の流れは、食文化においても顕著で、とってもファッショナブル✨素材も、シェフの腕も、店の雰囲気も、競い合われて話題をつくり、グルメシーンを華やかに盛り上げています。その一方で、「変わらない味と雰囲気で人気」というお店も多く、昔ながらのニューヨークらしさはそちらの店のほうがやはり感じられます。
観光でまず行くなら、初めは老舗レストラン・カフェに足を運ぶのが◎です。

ステーキ

アメリカと言えば牛肉ステーキ🐂
ニューヨークでも、カジュアルな店から高級店まで、ステーキハウスが集ってニューヨーカーのお腹を満たしています✨

焼き加減はもちろん、付け合わせも自由に選んで、ボリュームのあるステーキを楽しめます🐂
アメリカ産牛らしい立派な歯ごたえで、アメリカに来たことを口の中でも実感できます！
サイドメニューでは、オニオンスープがおすすめ♪

老舗ステーキハウスでは、名脇役としてオニオンスープを用意していることが多いです✨
何日もかけて煮込んだ玉ねぎの甘味と旨味に焦がしたチーズがとろけて絡んで、まさに至福❤
これだけでも立派なメインになりそうな逸品は、アメリカならではの一皿です。

チーズケーキ

チーズの産地として有名なフィラデルフィアに近いニューヨークは、チーズケーキショップがたくさんあります🐄
新鮮なクリームチーズをたっぷりと使った、コクのある濃厚な味わいとアメリカらしい甘さが特徴のチーズケーキはNY名物のひとつ。
チーズケーキ好きには、ぜひ旅行中に試していただきたいスウィーツです🧀

観光客にも人気で、便利な場所にあるのは、「Junior’s（ジュニアーズ）」というお店。

本店は郊外のブルックリンにありますが、タイムズスクエアに2店舗あり、しかも深夜まで営業しています🌃夜更かしショッピングの後に、疲れをいやすスウィーツタイムとして利用しやすいので、夜中11時過ぎでも店内はお客さんでいっぱいです。閉店間際でも商品が少なくなっているということもありません。

１つがかなり大きくボリュームたっぷり。パックはチーズケーキ１つに対して片手に収まらない大きさ！

半分でこのボリューム。さすがのアメリカンサイズです！

👆お土産にも買って帰れるので、夜に買って翌朝の朝食代わりに楽しむのも手ですよ☕

オーガニックフード

アメリカ内でもヘルシー志向な人々が多いニューヨークでは、オーガニックフードが充実しています。
お店自体はニューヨーク発祥ではありませんが、自然派やオーガニックにこだわる人口が多い地域だからこそ、オーガニックスーパーの件数は多めで、少し歩けばどこかのスーパーに出会うことができます。
主力スーパーは、「ホールフーズ」と「トレーダージョーズ」。全米でも１・２位を争う人気グローサリーストアです。ニューヨークには、近郊も含めホールフーズは15軒、トレーダージョーズは9軒あるので、
観光のついでやホテルの近くなど、立地を確認しておくことをおすすめします♪
オーガニックフードで溢れる店舗は、食材を見るだけでも楽しいですが、一個売りの果物や野菜、量り売りのお惣菜コーナーやパン・チーズなど旅行中にも味わうことができるので、外食だけではなく、中食デーを設けるのも通な楽しみ方です♪

歩いて行ける街中にいくつもスーパーがあるのは大都会ならではのことで、観光客にもうれしいポイントですね。

どこを見て回るかで街の印象がコロコロと変わる、万華鏡のような街・ニューヨーク。
今回は、街の成り立ちや現在の流れにつながる老舗スポットを紹介しました。
めまぐるしいスピードで変わり続ける大都会ゆえ、知れば知るほど、もっと追いかけたくなる魅力的な街です。

ぜひ何度も訪れて、自分だけの深堀りポイントを探してくださいね！