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ファッションと歴史とグルメの旅 ミラノの魅力は盛りだくさん
杏
世界の観光地やグルメ情報などをを発信していきます!!
ミラノといえば、ファッションの街!というイメージは、万国共通ですね🌎
おしゃれのためにトレンドを知るため、コレクション情報を検索するという方はかなりのファッション通!
でも、そこまでファッションや流行りに興味がなくとも、ミラノと聞いて、ぱっと思い浮かぶのは「ミラノ・コレクション」ではないでしょうか👠
パリ・ニューヨーク・ロンドンとともに世界4大ファッションショーとして影響力の高い「ミラノ・コレクション」。正式には、「ミラノ・ファッションウィーク」と呼ばれ、1週間をかけてファッションブランドが最新コレクションをお披露目するイベントです。
※「ヴェルサーチ」2020‐2021秋冬ミラノ・ファッションウィークより
世界の服飾史において重要な国であり続けてきたイタリアの中で、世界に発信するファッションイベントが開かれるミラノは、ご存じのとおり世界屈指のファッション最先端の地です✨
ミラノの街はおしゃれな人であふれています。すれ違った人のファッションセンスには見入ってしまうことばかりです。ブロンドヘアのマダムが、真っ赤なコートにゴールドのハイヒールをコーディネートして、古い石畳を颯爽と歩いている、なんてことも日常茶飯事!お洒落心を刺激される光景にたびたび目にできます。
ミラノの街を歩くと、ファッションとは、自分が自由に楽しみ、同時に相手もわくわくさせるためにあるのだと実感できます❤
生粋のおしゃれ猛者たちが闊歩する街・ミラノの楽しみ方を、ファッションの視点からご紹介します✨
高級ブランド通りで流行の最先端をチェック!
流行の発信地として、ミラノにはハイブランドがひしめき合うエリアがいくつもあります。
ブランド好き、かつ新しいもの好きな方は、次の3か所をおさえましょう
モンテ・ナポレオーネ通り
ミラノ最大の高級ブランド店街といえば、モンテ・ナポレオーネ通り。 19世紀頃から高級住宅地だったこの通りに、宝石店が並ぶようになり、現在はアパレルも含め高級ブランドが軒を連ねるようになったという歴史があります。
この通りには、グッチ、ブルガリ・ボッテガ・ヴェネタといった有名イタリアブランドをはじめ、エルメス、ルイヴィトン、オメガといった名だたる世界的高級ブランドの路面店が立ち並んでいます。
スピガ通り
通りの大部分が歩行者専用になっていて、ゆっくりとウィンドウショッピングが楽しめるスピガ通り。ドルチエ&ガッバーナの本店や、ショパールやフランクミューラーといった高級宝飾・高級時計店も多く、落ち着いた環境で買い物ができます。
サンタンドレア通り
歴史的建造物の「モランド宮殿」などの観光スポットも近くにあり、伝統的な雰囲気のエリアにあるサンタンドレア通り。
ミュウミュウの旗艦店をはじめ、シャネル、サンローラン、ジバンシイ、ジミーチュウなどより流行色の強い女性人気ブランドが多く並んでいます。
この3つの通りを合わせれば、いわゆるビッグメゾンと呼ばれる世界の高級ブランドは、ほぼすべて網羅していると言えるほどの充実ぶりです。
各ブランドの最新モデルがこのエリアに集結するため、日本ではまだ「新作」と呼ばれるものでも前シーズンモデルの商品は置いていない、ということがあります。
ほとんどが新商品なので、価格も通常価格のものがほとんどですが、日本と比べたらお買い得なものも。
日本と同じように、夏と冬の年に2回「サルディ(Sardi)」=セール期があるため、その時期に旅行すると、つい最近まで最新モデルだったものがさっそくセール価格で購入できることもあります。
お買い物好きな方は、サルディに合わせて旅程を組むことをおすすめします⌚
サルディの時期を終えると、前シーズンものとして、商品はアウトレット店に流れていき、ミラノの中心地にある路面店はまた最新アイテムでにぎわうことになります。
👆路面店といえば、ショーウインドウ。そのディスプレイもイタリア人らしいアートセンスたっぷりに、季節感や遊び心が表現されたものばかり。
ブランドに興味がないという人でも、ハイブランドストリートを歩くだけで、そのきらきらした雰囲気にきっと心躍るはずです♪観光と買い物を地続きで楽しもう!
観光ついでにショッピングを楽しみたい方におすすめなのは、「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」というショッピングアーケード✨イタリア国の初代国王・ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の名前を冠したこのアーケードは、芸術の国イタリアらしい壮麗なつくりになっていて、まずその装飾性に目を奪われます✨
この「ガッレリア」は、ミラノのシンボル・ドゥオモと、スカラ座劇場という2つの観光スポットのちょうど間にあります。つまりドゥオモとスカラ座は、ガッレリアを挟んでほぼつながっているような状態に位置しているので、観光途中のお買い物に大変便利なスポットなのです♪
ミラノ大聖堂(ドゥオモ)
ミラノのドゥオモ(大聖堂)は、街のシンボル。繊細なモノトーンの装飾とそのスケールが特徴的。なんと、135本の尖塔と2245体の彫刻が融合した、世界最大級のゴシック建築なのです。
屋上には階段かエレベーターで昇ることができます
美しい大理石の彫刻をすぐ近くに見ながらミラノの街を一望できるので、昇ることをおすすめします!
【開館時間】
9:00~19:00(最終入場18:10)
大聖堂以外は水曜日定休
【入場料】※すべてネット事前予約
大聖堂+ドゥオモ博物館:7€
大聖堂+博物館+屋上への階段:15€
大聖堂+博物館+屋上へのエレベーター:20€
※チケットは3日間有効なため、博物館と大聖堂を別の日に訪問することも可能です。
※その他にも、屋上へのエレベーターのファストパスチケットや、特別展入場ができるチケットなどがあり、価格は施設への入場方法や数により変わります。
ミラノ・スカラ座劇場
スカラ座は、演劇文化の歴史が長いヨーロッパの中でも伝統ある名歌劇場✨宮廷劇場として作られた当時の歴史的な芸術性を保ちながら、世界トップレベルのオペラ・バレエの演目が日々上演されている現役のエンターテイメント施設です。
本場のオペラやバレエを観賞して、ぜひ劇場の美しさごと体感していただきたいです!
とはいえ、舞台観賞は敷居が高いのも事実。観賞しない場合も、隣接する博物館に入館して、建物内の見学と劇場文化に触れることができます♪
舞台公演はほとんどが夜開催ですが、博物館は昼間に入れるため、日中に観光できるのもポイント✨
有料のガイドつき見学ツアーもあります♪説明は英語・イタリア語・フランス語のみにはなりますが、これが特別!舞台衣装や舞台美術の制作工房や、見学ツアーでしか入れない場所を、特別に見学できるいくつかのコースがあります♪
このガイドつき見学ツアーは事前予約が必要ですが、
博物館自体はオンライン予約も当日購入も可能なので、現地に行ってから見学を決めてもOK。
建物を見たらやっぱり入りたくなった!という場合にも、ぜひ入館してみてください。
ミラノに来たのならば、「イタリアの至宝」と称されるスカラ座を通り過ぎる手はありませんよ!
スカラ座博物館
【開館時間】
9:30~17:30 (最終入館17:00)
【施設入場料】
大人 12€
12歳以下無料
【ガイドつき見学ツアー】(要事前予約)
大人25€
12歳以下参加不可
👆ドゥオモの前にある広場とスカラ座の前にある広場をつなぐ好立地にある「ガッレリア」。
ガラスの屋根で覆われているので、天気によらず楽しめるのも観光しやすいポイント!
トレンド感あふれる空気の中で歴史的建築物を楽しめる!
古くからイタリアの経済・政治・文化の中心地であるミラノは、ファッションの最先端の街でありながら、歴史的な見どころがたっぷりあります。
前述のドゥオモ、スカラ座以外にも
・スフォルツェスコ城、サンタンブロージョ聖堂など歴史的建造物
・レオナルド・ダ・ヴィンチ作『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
など、イタリアの歴史と文化を満喫できるスポットが目白押しなのです✨
新旧の歴史、装飾文化やモード・デザインが見事に融合しているのがミラノ最大の魅力です。
フリーマーケットもハイセンス
ヨーロッパで「蚤の市」の歴史は長く、地元の生活に密着したショッピングイベントになっています。
ファッション都市・ミラノでも、イタリアの他の街と同様に蚤の市(フリーマーケット)が定期開催されています。ミラノで注目すべきは、その商品のレベルとディスプレイの美しさ!
貴族が所有していた古いジュエリーや高級ブランドのヴィンテージものなど、フリーマーケットとは思えないほどハイレベルな商品がおしゃれに陳列されていて、お店を観ながら散策するだけでも楽しめます。
ナヴィリオの蚤の市
【開催日】毎月最終日曜日
【場所】ナヴィリオ運河沿い
ミラノで蚤の市といえばナヴィリオ地区が代表的。ここは、骨とう品や美術品などと並んで、ヴィンテージファッションの宝庫でもあります。ナヴィリオ地区は、いかにも下町というアットホームな雰囲気のエリア。実は、ジブリ映画『紅の豚』の舞台になった場所でもあるのです🐽
エルメス・シャネルといった高級ブランドのヴィンテージバッグやシューズを扱う店も多く、商品状態によってはかなりのディスカウントで販売されています。特にヴィンテージは、すでにデッドストックになっているものも多く、新品よりも希少価値が高いため、おしゃれ好きには宝探しのわくわく感に溢れています。
ブランド古着はもちろん、スカーフなどのブランド小物、ブランド古着についていたボタンやヴィンテージレースを集めたショップもあり、高級ブランドのアイテムを材料にして、オリジナルアイテムを手作りする楽しみもあります。
ブランド品以外にも、手作りアクセサリーや、実演販売しているレザーグッズ屋さんなど、ミラノ人のファッションセンスが伝わってくる店もいっぱい♪
センスを磨き、アートに生きるミラノ人の美意識は、フリーマーケットでも存分に発揮されています。
近年はSDGsの観点からも見直されているヴィンテージショッピングを、ファッショニスタの街・
ミラノでぜひ体感してみてください。
👆注意すべきは、偽物ブランド品を本物と称して販売する悪質な店も混じっていること。マーケットで販売されている見た目の新しい商品は、本物であるケースは稀です。
古めかしいヴィンテージ品も、偽品であることもあるので、絶対に本物のブランドアイテムでないといやだ、という方にはおすすめしませんが、自分の審美眼を試すには刺激的で面白い場所。掘り出し物探しと、現地の方との交流は、旅の印象深い思い出になりますよ!
ミラノ料理もお忘れなく!
都会的でモダンなイメージのミラノですが、伝統的な食文化もすたれることなく愛されています。
本場のミラノ料理が楽しみたいなら「アッラ・ミラネーゼ(alla Milanese)」と記載されているものを注文しましょう。ミラノならではの郷土料理は、この言葉で表現されています♪
リゾットアッラミラネーゼ(Risotto alla Milanese)
ミラノが属するロンバルディア州は川や湖に恵まれているため、実はイタリアでも稲作がさかんな地域🌾米どころ・ミラノを含む北部イタリアの郷土料理には、お米を使ったリゾット料理が多いのです🍚
また、北部イタリアは酪農も盛ん🐄バターやクリームを使ったクリーミィな味わいの料理が多いのも特徴です🥛
リゾットアッラミラネーゼは、サフランが使われた黄金色のリゾット✨
サフランとバターの香り豊かな、シンプルでも奥行き深い味わいです。
バター・チーズの量で味が変わるリゾット料理は、ミラノ滞在中に何店舗か食べ比べるのもおすすめ♪
オッソ・ブーコ
ミラノは冬の寒さが厳しいため、体のあたたまる煮込み料理などが充実しています。
「オッソ・ブーコ」は仔牛の骨付きすね肉を、白ワインで骨が溶けるほどにじっくり煮込んだもの🍲
ほろほろ、トロトロのすね肉は口の中でほどけていきます♪
前述の「リゾットアッラミラネーゼ」が付け合わせで出てくることも多いです。
オッソ・ブーコは、他の地方でも食べられる料理ですが、ミラノ風は、刻みニンニク・パセリ・レモンの皮のすりおろしをオリーブオイルで作る「グレモラータ」で味付けるのが特徴です。
グレモラータは、調味料とソースの中間的な存在のイタリアならではの調理方法で、こってりした煮込み料理に、さわやかさを添えてくれます🍋
そのため、濃厚なのにさっぱり食べられる味わいです♪
ポレンタ
ポレンタとは、トウモロコシの粉で作られたお粥のようなピューレ。おもに北~中央イタリアでの冬の定番家庭料理です。だしを入れて捏ね上げて作るシンプルな料理で、メインディッシュの付け合わせで出されることが多いです。
ミラノ人のお気に入りは、ペースト状のポレンタをかりかりに焼く「焼きポレンタ」🌽
ベースのポレンタに、たっぷりのチーズやバターを加えてこってりと風味と塩気を利かせて焼き、ソースやサラミを乗せておせんべいのように食べたり、ソースをかけた上にチーズをかけてグラタンのように焼き上げて食べます♪
グラタン状で食べる場合は、容器についた「おこげ」が焼きチーズと一緒にかりっとした食感になるのが醍醐味🧀日本のもんじゃ焼きの美味しい部分と似ていますね。
街中のレストランでは焼かないポレンタが多いですが、もし焼きポレンタを注文できる店があったら、ぜひ一度お試しあれ✨
大手旅行会社のイタリア周遊ツアーでは、ミラノは1泊で翌朝には他の都市に移動、という急ぎ足なプランも少なくありません。お買い物に時間をとられて、観光不足になってしまう、というのではなんとももったいない!
ミラノは、新しさと古さが共存している分、なおさら色々な表情が見られる街。
ゆっくりと時間をかけて滞在すると、その魅力を存分に堪能できますよ♪
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